札幌ファスコースの実習フィールドでの【堆肥づくり】②
こんにちは。
去年12月22日のアグリ日記では
(※前回の日記はこちらから
堆肥づくり1)
堆肥のつくり方と
ポイント①~③について説明しました。
ポイント①堆肥原材料の比重と水分
ポイント②堆肥原材料の炭素率(C/N比)
ポイント③堆肥積み込み後の発酵温度
今回は札幌の実習フィールドでの
堆肥づくりの実践を紹介します。

札幌実習フィールドの周辺には
写真のように沢山の雑草があります。
これを利用して、
モミガラや鶏糞などを
混ぜて積み込みます。
雑草は、春夏の生育が旺盛な時は、
炭素率10~25と低く、
10月頃になると老化が進んで
繊維(炭素)の割合が増え、
炭素率が25~40と高くなります。
そのため、雑草堆肥づくりは、
春夏に行うのが良いです。


6月17日にモミガラ準備
モミガラは水をはじくので、
あらかじめ90ℓのポリバケツの中で
水に浸し、乾かないように
ビニールで覆って準備しました。
6月24日、雑草堆肥つくりの1回目
実習フィールドの周辺の雑草を
刈り取りました。


6月25日
堆肥置き場に雑草を運びました。

裁断機で雑草を細かく切って
積み込みました。
雑草を細断することで
切り口から出る樹液が多くなり、
その樹液をエサに微生物の活動が
活発になります。

雑草とモミガラを交互に積み込みます。
炭素率を調整するため、
雑草100kgに対して
モミガラ25~30kgを目安に
積み込みました。

鶏糞も少し混ぜて枠の中に
積み込みました。
写真のとおり、枠の下側を見ると、
交互に積まれていることがわかります。

6月30日
堆肥が発酵して温度が60℃を超えたので
発酵が均一になるように
堆肥全体を混ぜました。
これを「切り返し」と言います。

7月2日
切り返し後の2日目で
発酵温度は80℃近くまで上昇しました。

7月15日 雑草堆肥つくりの2回目
実習フィールド周辺の草刈り


7月16日
刈り取った雑草を堆肥置き場に
運びました。

7月16日
雑草を細断し、モミガラと馬糞を
混ぜて交互に積み込みました。

7月20日
発酵温度が60℃を超えました。

7月28日
堆肥を切り返しました。
乾燥した部分には水を散水して
混合しました。


以上が、札幌実習フィールドでの
堆肥づくりです。
今後もフィールド周辺にある
資源(雑草)を利用して
良質の堆肥をつくり、
作物が健康に育つ環境、
土づくりをしていきたいと
思います。
化学が好き、
カラダを動かすことが好き、
知らないことを知りたい、
おいしい野菜が食べたい
目的は違っても、
いろいろなことに興味を持つ
生徒さんたちに体験を通して
学んでもらえればと思います。
お待ちしています!