冬野菜を育てよう!in大阪拠点
冬が旬の野菜、皆さんは何を思い浮かべますか?
ミズナ、ホウレンソウ、シュンギク、
エンドウ、タマネギ、ニンニク
などなど、アグリコース大阪拠点の畑は
冬野菜で大賑わいです!
札幌は雪が降って畑に
出られなくなっているのかな…と
想像しながら、
今回は大坂拠点の様子を
ご紹介させていただきます。
冬野菜といっても、
種まきをして栽培を
開始するのは
8・9月の野菜が多いです。
野菜の種類によって
種のかたちも様々。
一つひとつ観察しながら、
「ミズナの種がこんなに
小さいなんて!」と多くの発見を
しながら丁寧に種まきをしました。
この時期は虫の活動も活発で、
芽が出たばかりの苗を
大切に守ってあげなければいけません。
葉についている虫を手で取ったり、
防虫ネットをかけたりと
様々な工夫をしてあげます。
土壌の管理も大切な作業の一つです。
大阪拠点の土の特徴は
ずばり「粘土質」。
粘土質の土は湿っているとねっとり、
乾燥すればガチガチに固まってしまう
(剣先スコップもささらない!?)
といった特徴を持っています。
イネを栽培するには適していても、
多くの野菜にはあまり適さない
土壌の中で、どうすれば野菜が
元気に成長してくれるか、
日々工夫を重ねています。
特に寒くなってくるこの時期は
一度雨が降るとなかなか乾燥して
くれないので、土づくりが
とても重要です。
冬野菜がすくすく育ってくれるように、
みんなで土を耕して、
植物の栄養となる肥料も
しっかりと入れてあげました。
道具の使い方も少しずつ慣れてきて、
きれいな畑ができています!
自分で作った畑をみて
「これがプロの技!」なんて
言いながら楽しく作業を行いました。
待ちに待った収穫作業も行いました。
ダイコンを収穫したとき
「こんなに立派なダイコンが
採れて幸せ!!」とみんなで大喜び!
種まきから収穫まで
植物の体の仕組みを知りながら、
自身で育てた野菜を収穫できることが
アグリコースの魅力です。
お米の収穫も行いました!
前回の大阪拠点で
ご報告した私たちが田植えをした
イネがしっかり実り、
みんなで稲刈り作業を行いました。
田んぼの泥に足を取られて
ふらつきながらも
サクサクと収穫している姿は
農家そのもの!
収穫の大変さを知ると同時に、
毎日お米を食べることができることに
改めて感謝する経験となりました。
今年もお米が無事に収穫できて
よかったです!
前回の大阪拠点のあぐり日記はこちら
これからの大阪拠点について
「あぐり日記」大阪拠点
第二弾いかがでしたでしょうか?
アグリコースでは、
種まきから収穫まで
野菜を育てる楽しさ、喜びを学ぶと
同時に大変さ、難しさも学んでいます。
すべての野菜が収穫できているわけ
でなく、周りの草に負けて枯れて
しまった野菜もあります。
そんな失敗も単に失敗で
終わらせるのではなく
「なぜそうなったのか」を考える機会に
しています。
『すべての経験が自身の学びに
つながる』ことが農場での学びの
特徴です。
今回紹介した作物の他にも
秋に植えたジャガイモや、
ニンジンの収穫も控えています。
また大阪拠点一押しの
イチゴも育てていますので
次回もお楽しみに!