9月9日の実習で藍の生葉で布を染めました!
こんにちは!
こちら札幌です。
札幌は、朝晩の冷え込みが
一気に進んできましたね。
あっという間に冬の足音が
近づいてきました。
大阪や福岡は、まだ夏日もあるとか?
クーラーつかっているとか?
ここから各拠点の風土の違いが
色濃く出ていくのではと思っています。
さて今回の実習は、札幌の実習講師
永田さんの奥様 温子さんを
特別講師としてお招きし、
私たちの育てた藍(あい)の生葉を
使って生地を染めました。
藍はタデ科イヌタデ属の一年生植物で、
実習で葉っぱを収穫しました。
藍は、最古の染料との説も
あるほど古くからある青色染料で、
日本へは奈良時代に中国、朝鮮を
経て伝わったとされています。
平安時代には高貴な色、
鎌倉時代には勝ち色として尊ばれ、
江戸時代には多くの製品に
藍染が使われるようになりました。
今回の実習では、藍を発酵させず、
生の葉をフードプロセッサーで
細かく刻み、
木綿の袋に刻んだ生葉を入れて
水中でもみ出し、
その染液で生地を染めました。
布を染液から
取り出して軽く絞り、
空気に十分さらすと、
きれいな青色に染まりました。
私たちは、
このように野菜や草花を
栽培するだけでなく、
栽培したものを利用して
染物や加工を体験し、
暮らしに『農』を取り入れる楽しさを
日々学ぶことも大切にしています。
それでは、また面白い発見ができる日まで!