レアなカブの味わいに驚く!「もものすけ」の収穫&試食で盛り上がりました!

アグリコース 福岡より、
・レアなカブ「もものすけ」の収穫
・畑での試食
についてお届けします!
早速ごらんいただきましょう、今回収穫したのは…こちら!

「もものすけ」という、知る人ぞ知る、
けっこうめずらしい品種のカブなんです!
赤よりのピンク色が
とってもきれいな赤カブの一種です。
こちらのカブ、なぜレアなの?というのは、
普通のカブと違って…
・サラダカブなので、生でも食べられる!
・ピンク色の皮が美しい!
・その皮が手でむけるくらい柔らかい!
など、
いろいろな特徴がある野菜なんです。
スーパーでもあまり見かけないのでは
ないでしょうか?
さてさて、
そんなもものすけの栽培の第一歩は、
生徒さんが種から苗を育ててくれたのが始まり。
もしかしたら、
「え? 根菜類ってふつう、育苗しないのでは…?」
と思った方がいるかもしれません。
さすがです!
その通り、
その通りなんですが…
レアな品種なだけに、
出来るだけ上手いこと育てたい!
畑に種をまいて、発芽しなかったり葉っぱが虫に食べられたり…は悲しすぎるっ!
というのが人情ではないでしょうか(笑)
そのためにはどうすればよいのかしら?と、
色々調べました。
すると、
裏技的な栽培方法
があることがわかってきました!
それが、
ポット育苗でも育つらしい
という、根菜類ではふつうやらない、
裏技的な栽培方法!
栽培方法や農業技術は日々進化しているので、
ひと昔前はこう、とされていたことが、
今はこうやるんだよと変化があるのも
面白いところ。
ポット育苗→畑への移植、
これでやってみよう!と
チャレンジしました。
生徒さんがとても良い感じに育苗をしてくれて、
素敵な苗を持ってきてくれました!
(ありがとうございます!)
大切に育ててくれた苗を、
畑にありがたく移植させてもらいました。
その後は、みんなで防虫ネットをかけたり…

土寄せをしたりと、
もものすけの苗が畑で過ごしやすいように
環境を整えていきました。
すくすくと育ってくれた苗の葉っぱは、
カブ!?というくらい、とても大きく、
ほうれん草よりも濃〜い緑色に成長!
いよいよ収穫です。
掘る前に眺めてみても、カブの大きさはややわかりづらく、
えいやっと掘ってみると…

やったー!
良い感じの色! 大きさ! 雰囲気!
たくさん収穫できました!
つづいては、
これぞアグリコースの魅力!
収穫したもものすけを
きれいに洗って畑で試食!
すでに美味しそうな色に、
期待は高まります…!
よくよく考えたら…
「カブ」に対してこんなに期待をもって
向き合って食べることって今までなかったです(笑)
でも、
自分たちで調べて、育てて、収穫して、
と取り組むと、
たくさんの愛着が
自然と湧いてくるもの。
そんな思いが生まれてくるのも
大切な学びのひとつなのでは、と考えます。
さて、実食です!
まずは中身を確認。

中もきれいな色!
これは、スライスしたり、薄切りにしての浅漬けなども
とても映えそうな色ですね!
ちなみに、皮との比較はこのような感じです。

ひと口サイズに切って、
食べてみました!

ピンクと白のグラデーションがきれいですね〜
お味はどうでしょう?
畑の真ん中で、いざ試食!
- シャキっと食感が良い!
- その後に、上品な香りがふわ~っと
- カブなのに…なんだか、旨み的なものがしっかりありますね!
- ドレッシングいらない!?
- オリーブオイルと塩だけでも良いかもー!
などなど、
香り・旨み・食感に
みなさん驚いていました!
食べてみて、
もものすけは味で勝負できるカブとして、
通販でも人気の理由に納得。
高級フレンチレストランでも
使われる食材だそうです。
そしてこのカブの特徴でもある、
皮が手でむけるくらいの柔らかさ
も確かめるべく…
皮と身の間、白とピンクの境目に
指をいれてみると…
ペリっとミカンのように皮がむける!
外側の赤っぽいピンクの皮と、
白とピンクのグラデーションの中身が
指で切り離せちゃいました。
むいた皮の味わいは、
カブらしい、ちょっぴり苦味のあるもので、
これもまた美味しく。
手でもむける柔らかさ、
中身と外見の色み・味わいの違い・上品な香りなど
特徴がたくさんある「もものすけ」。
これは料理人の方からすると、
さまざまな使い道のある
魅力的な野菜なのかもしれません。
そんなレア野菜を
作ってくれた生徒さんに感謝です!
福岡拠点の実習畑とも相性が良さそうなので、
また栽培ができたら良いですね!
畑でワイワイと、
五感を使って楽しめた
アグリコース実習でした!
次回のアグリコース福岡拠点は…
農業技術検定の資格取得
についてお届け予定です!
農場見学や
通信制課程についてのお問い合わせは
https://tsushin.sapporoseishu.ed.jp/contact
より、
どうぞお気軽にご連絡ください!