福岡のアグリコース 畑での活動風景
アグリ日記では、全国でもめずらしい『産学連携×通信制×毎週の畑活動』を行う、ユニークなアグリコースの模様を発信していきます
今回も、福岡県での活動の様子をお送りします
写真は少し前のものですが、ぜひみなさんにも見てほしいのでご紹介いたします
さて、こちらの写真の植物
なんの野菜か分かりますか?(アグリコースに入って半年もすると、一発で「これは◯◯◯!」と言えるようになっちゃいます😆)
こちらは「トマト」です
成長し始めたトマトのお世話やメンテナンスについて学んでいます
「麻紐をつかって誘引する時は、こんな風に輪っかを作って…」
「”脇芽”は、どこから生えているか、分かりますか?」
「芽かきをしたいところだけど、明日の天気が雨なので…」
そんな会話が聞こえてきます
トマトひとつとっても、
・メンテナンスの方法や必要性
・天候による”やる・やらない”の判断
・それも大事だけど、支柱も太いものに変えていく必要あり?
などなど、
見て、聞いて、考えて、質問して、提案して、と
思うことや感じることが色々
たくさんのコミュニケーションや「やってみたい!」が、自然と生まれます🍅
生徒や講師に囲まれて、ワイワイ作業するのを聴いている…?かもしれないトマトさん↓
さて、続いては
こちらの長い紐のようなもの、何か分かりますか?
ヒントは…
みなさんが毎日のように食べているかもしれない「お米」に関するもの
今回は30センチ間隔で、目印のテープをつけています
講師からは、
・こんな目的のために、こんな道具を作りたいと思います
・材料やツールは用意しました
・どんな風に製作したり分担したりすると、楽しくテンポよく作れるでしょうか
といった投げかけをして、製作スタート!
アグリコースの生徒さんたち、各自頭の中で工程をイメージしながら、
「まずはこれから始めてみよう」
「え、30mって結構長くない?」
「この作業をやりながら、これも並行してやると良いよね」
自問自答や周りの人とコミュニケーションしながら、
初めての作業にも関わらず、30分もすると独自の分業協力体制を構築していました!
そうそう、こちらは「田植え綱」といって、
田んぼに稲苗を定植する際の目印として張るもの
農薬を使わずに育てるお米づくりを特別活動として計画しており、生徒さんには田植えの道具から製作してもらいました
(残念ながら田植えは悪天候により中止となりましたが、収穫などの体験は秋に実施予定です!)
さて、こちらは…
なにやらみんなでカゴをのぞいていますね👀
アグリコースでは、環境や生物について考えることも大切にしており、
畑の生き物を観察する機会もあります
この日みんなで見ていたのは…
カエルさんです
(苦手な方もいるかも知れないので、あまりハッキリと見えないような写真にしてみました)
田んぼもあることから、ツチガエルをよく見かけます
カエルがいて、オタマジャクシがいて、カエルを餌とする鳥や生物が来て…
と、季節や環境の変化で、畑と田んぼの生き物がどのように変わっていくかも、実習内で観察しています
現在では、ツチガエル・オタマジャクシ・ヤゴ・アメンボ・ミズグモ・アブといった生き物から、
モズ・カササギといった鳥もよく現れるようになりました
(ミズカマキリを見てみたいので、田んぼに来てほしい!)
野菜作りや生き物観察を楽しみながら、五感を大切にする場を目指して
アグリコースの生徒さんは色々なことにトライしています
農場体験会や学習拠点見学も随時開催しておりますので、
日程などこちらからチェックしてみてくださいね
8月10日(土)には、オンラインで札幌・大阪・福岡の各拠点をつないでの交流会と、
農場体験会も予定しています(福岡拠点にて)
それではまた、次回のアグリ日記で!
アグリコース 福岡拠点より