【生徒さんが書きました】マルシェで「教える・売る・つくる」を全部経験して気づいたこと 〜難しさ・嬉しさ・ありがとうの気持ち〜

【生徒さんが執筆しました】

福岡のアグリコースより、お届けします。

先日、福岡県北九州市にある山田緑地で行われたマルシェに参加しました!
山田緑地は広くて植物や虫がたくさんいて、、とても魅力的な場所でした。

マルシェでは
・畑で育てたラッキョウ、ニンニク、ソラマメなどの販売

・ストロースターの販売とワークショップ

・ワタのタネ取り体験

・苗の販売
をしました。


ストロースターって?
ストロースターは
ドイツ生まれの伝統的な麦わら細工で、
北欧諸国やヨーロッパ各地で愛されてきました。

収穫への感謝を表す象徴であり、
冬の間の手仕事として広まりました。

クリスマスオーナメントとしてだけでなく、
壁や窓辺に飾ったり、インテリアとしても人気です。

自然素材の素朴さ、
手仕事ならではの温かみがありつつ、
規則的に重なった麦わらの
幾何学模様の美しさがポイントです。


今回、お米づくりでも
お世話になっているY先生が栽培された
麦のわらを使いました。

材料をどうしようかと思っていたところ、
材料はたくさんあり自由に使っていい、と
かなりびっくりでも嬉しい!な話をいただきました。

今までは家でストロースターを作るとなると
まずわらを購入しなければならなかったからです。

材料があり、材料を作った人の顔が見え、
その材料を使ってモノ作りできることのつながりに
あたたかい気持ちになりました。



ワークショップの企画運営
マルシェではストロースターの完成品だけではなく
ストロースターのワークショップも行いました。

幼稚園くらいの子から大人まで
予想より多くの方に体験してもらえて、
嬉しい気持ちになりました。

ストロースターは一見難しそうに見えますが
そうでもありません。

簡単に言うと、わらを規則的に置いて糸で結び、
デザインを考えて切るだけのシンプルなものです。

初体験の方がほとんどでしたが、
丁寧に製作されてとてもきれいに
仕上がっていました。

↑体験ブースの様子

ワークショップをやってみて、
教えることの難しさを実感しました。

教えるうちに、
こう言った方が伝わりやすいな、
ここは手伝った方がいいなと
気づきがたくさんあり
勉強になりました。

完成後、体験した方の笑顔を見て、
こちらもほっとすると同時に
嬉しくなりました。



難しかったこと
大変だったのは値段の設定です。

今回、完成品、キットの販売、
ワークショップをしましたが
値段を安いと感じる人、高いと感じる人、
様々おられると思います。

何を1番高く設定するのか、
いくらにするのかを
周りの人に相談して値段を決めました。

自分では「知っている・作っている」
というのもあり、
値段をなかなか決められませんでした。

高すぎる、安すぎるの感覚はあるものの、
いくらが適正なのか、
いくらなら買ってもらえるのか、
悩みました。

もともと、お金があまり得意ではない、
考えたくないということもあって、
うーん、どうしようと
ずっと言っていたような気がします。

自分で作ったり売ったりするものの価値を、
お金という共通の単位で考えることは
難しいと思いました。

きっと、値段はわかりやすく、
いろいろなものと
比較しやすいからだと思います。

でも、値段がつくことで
価値がわかる、認められるのではないか
ということもぼんやり感じました。

今回は周りの人達の協力のおかげで
ワークショップができました。

一緒に教え方を考えたり、
値段を考えたり、
お客さん役をやってくれたり、
包装を手伝ってくれたり、、、

そして、
参加してくださった方がいて。

ありがとうの気持ちでいっぱいです。
至らぬところもあったと思いますが、
やってよかったと思っています。

次回はもう少しスムーズに
できるといいなと思っていますが、
焦ったら間違えるので、
ゆっくり優しい時間になる
ワークショップができたらなと
思っています。


講師より:
今回はじめてのマルシェで、生徒さんは様々な経験をされました。
収穫、ラッピング、接客、お金の管理、ブースの企画運営まで、
とても多くのことを自主的に、楽しみながら実施してくれました。

農体験×学びの場という可能性を
生徒さんの楽しそうな姿を通して
再認識できました!

今回は、
自分の得意分野×マルシェ=体験ブースの企画運営
をしてくれたIさんに
記事を書いてもらいました。
いかがでしたでしょうか?

こういったアウトプットも、
実はとても大切な学びであると思います。

さて、
そんなアグリコースでは、

・農場体験会
・学校説明会
を随時開催中です!

「畑を見てみたい」
「マルシェの話、もっと聞いてみたいかも」
「どんなスタッフが運営しているの?」
「生徒さんの雰囲気は?」


などなど、
ぜひお気軽に
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【次回(?)予告】
・動物園との連携も実施中! 6月最初の実習はなんと、動物園で開催です!

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